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    期間工公式LINE

    記事作成日 2019.08.05

    勤務地は愛知県豊田市にあるトヨタ自動車元町工場でした。勤務年数はちょうど2年間でした。元町工場はトヨタ自動車の中でも歴史のある工場で、レクサスやクラウンなどの高級車を専門に生産する工場でした。期間工も多く配属される工場です。
     元町工場は豊田市の中心に近いので、勤務後に買い物に行くのも割と便利な工場でした。工場の中には食堂や売店、ATMもあります。元町工場の場合は、工場の前に高速バスの停留所があるので、勤務後すぐに高速バスで名古屋に出かけることも便利な工場でした。

     トヨタ自動車の期間工は、最盛期には全国の都道府県で選考会が開催されます。応募予約は必要ないので、履歴書を持って直接面接へ行くだけです。
     私の場合は、インターネットの広告で募集を見つけました。その翌日が面接日だったので、急いで履歴書を作成しました。その日は3人が選考会に参加し、一緒に会社説明のビデオを視聴し、その後到着順に面接が実施されました。面接から1週間以内に合否が通知されるとのことでしたが、実際には2日後に合格通知が届き、あまりの早さに驚きました。赴任希望日はいくつか日程を提示され、その日程に合わせて赴任するという流れです。入寮するトヨタ期間工は一度、第二聖心清風西寮に赴任することになります。

     仕事内容は塗装工程でした。作業工程では塗装されてきたパーツの色むらやホコリなどによるブツブツを探し仮補修するという作業でした。色によって塗装ミスが見えづらいものがあり、1ミリ以下の塗装ミスを探 すのは、慣れるまでに時間がかかりました。1つでも見逃してしまえば製 品としてだめになります。作っているのは高級車なので、そのあたりのこだわりはとても厳しく繰り返し指導されました。仮補修も、磨きすぎても磨き足りなくてもダメになるので、体力的には楽な分、とても神経を使う作業工程でした。
     また、どの工程にも共通しますが、トヨタは安全意識がとても高く、怪我をしないように作業するということを第一に考えます。未経験で入社した私が最も心配だったのは「工場は危険ではないか?」ということだったので、トヨタの期間工になったことは今でも正しかったと思っています。

     私が勤務していた最初の1年間は連続2交代制でした。1週間ごとに1直と2直が入れ替わる勤務体制が連続2交代制です。その後生産数が減ったことから、1直だけの常1直生産に移行されました。勤務時間は、朝(1 直):6:25~15:05、夜(2直):16:10〜0:50 が基本的な時間でした。これは工場や工程によって若干の差があります。残業時間は日によって違ってきますが、2交代制の時は 30 分〜45 分、常1直の時は定時~15 分が大半でした。これも生産ラインによって大きく差 が出ます。トヨタの他の期間工の話では1時間や 2時間といった残業もあるようでしたが、私のいたラインは長くても1時間ほどでした。
     連続2交代制の場合は、勤務時間が深夜に及ぶので、残業代や深夜手当が期待できるのですが、常1直体制は昼過ぎに終わるので、深夜手当がまったく無く、あまり稼ぎを伸ばすことができませんでした。こうした勤務体制は、期間工が自由に選ぶことはできないので、赴任した先の工程がどんな勤務体制かは運次第となります。ただ基本的には連続2交代制になるようです。

     トヨタ自動車の元町工場ではほとんど休日出勤がありませんでした。そのため給与は期間工募集ページの内容と大差ない程度でした。月収例としては、日給:10800円、20日勤務、残業時間17時間のときの月収例が258,000円、月収例(手取り)が 203,000円でした。1 年目の年収は420万円ほどでした。

     トヨタ自動車は待遇(福利厚生)が手厚い会社です。入社すると特別手当、食費手当、赴任手当がもらえます。過去にトヨタの期間工経験がある人は、経験者手当も付与されるなどのメリットもあります。赴任手当は、選考会場(企業選考会)から入寮先までの交通費として、会社規定額が支給されます。赴任時は本人の立替となりますが、出社後約2週間後に金融機関へ振込みされます。
     気になる満了金ですが、トヨタ自動車の満了慰労金・満了報奨金は、遅刻・欠勤・早退など無ければ、勤務日数分、規定額が支払われる仕組みなので、勤務状況が良ければ、募集ページに記載されている満了金の金額がほぼそのままもらえます。
     ある程度金額は分かっているものの、半年ごとに支給される満了金は日々働く上でも一つの目標で、楽しみでもありました。満了金からも源泉徴収はされてしまいますが、それでもまとまった額が半年ごとに振り込まれるのはトヨタ期間工の魅力だと思います。

     寮は赴任する工場によって異なります。トヨタ期間工にとっての当たりの寮は、基本的に社員寮で利用される「アリビオ」です。真新しい建物で完全個室の部屋、各階にシャワーがあり、部屋の中に洗面台があるためです。私の過ごした第二聖心清風東寮も、完全個室で各階にトイレと洗面台がある寮でした。寮の敷地内には食堂とお風呂があり、徒歩圏にコンビニもありました。部屋の中はエアコン完備。備品として湯沸かし器、寝具、掃除道具、テレビがあり、赴任時には着替えさえあれば生活できるような、快適な環境でした。

     正社員登用は正社員希望者のみ受けることができ、筆記試験と面接の試験があります。試験対象は、トヨタの期間工として1年以上勤務した人。つまりシニア期間従業員になれば誰でも受けることができます。採用基準や採用率は分かりませんが、職場での頑張りが認められた人には職場推薦が得られます。推薦があれば有利ですが、必ず受かるわけでもありません。職場推薦が無くても受かる人はいました。
     赴任前に正社員希望を出さなかった人でも、赴任後に希望を伝えることで受験資格は得られるので、長く働きたいと思えば誰でもチャレンジできる会社風土がありましたし、本気度が伝われば、現場の先輩たちも全力でサポートしてくれる風土がありました。

     私が赴任した時期は特別手当 10 万円と初回更新特別手当 10 万円が主な祝い金でした。支給時期は内容によって異なります。特別手当は、赴任した月の翌月末に在籍していれば、翌々月の給料で支払われます。初回更新手当は初回3ヶ月満了後に継続する人が、満了月の翌月の給料と一緒に支払われます。祝い金の他に、各種手当や待遇も重なるので、最初の半年間は特に臨時収入が多くなります。私もこの最初の半年間が特に嬉しかったです。
     今はアウトソーシンググループ経由で申し込み、入社すれば、別途祝い金が支給されます。赴任後の働き方や条件、環境は他の人と全く同じで、祝い金だけは人一倍もらえます。
     トヨタの期間工に興味がある方は入社祝い金をもらえるアウトソーシンググループ経由での申し込みをおすすめします。
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