さくらのように海外留学の資金を作る目的で、期間工の求人に応募する方が増えています。人気の高いアメリカやオーストラリアに留学するには、多くの費用がかかりますが、期間工が1年間で300万円ほどのお金を貯められる理由はどこにあるのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

短期間で多く貯金ができることから、期間工の求人に応募する方はどんどん増えています。留学資金や、お店を持つための開店資金といった夢のために働く人だけでなく、しっかりと家族の生計を立てる目的で働いている女性もたくさんいます。

期間工として働く女性が配属される仕事は、細かな部品を扱う作業や、検査・塗装といった工程になります。
正確さや細かさが必要な作業であり、また比較的身体への負担も少ない工程に配属となることが多いようです。

女性の期間工の多くは、塗装工程の検査で活躍しています。塗装の目視検査では色ムラがないかの確認や、塗面厚の検査を行います。
塗装工程では、車体の下回り部分に錆止め剤を塗る作業に配属される女性もたくさんいます。自動車の下回り部分は、水たまりや飛び石などにより非常にさびやすいので、細かな部分まで塗装をする必要があります。繊細な作業が求められることから、女性が担当することが多いのです。

女性の期間工が活躍している工程には、内装部品を取り付ける作業もあります。インパネにエアコンや計器類など、電子部品の組み付けや電気の配線を行います。配線作業は細かく、作業標準書に手順が記載されていますので、特別な知識がなくても作業ができます。組み付け後のさまざまな検査など、細かなチェック作業でも活躍しています。